脳は毎日変化しています。シナプソロジーで新たな回路をどんどん作りましょう。

 

脳の可塑性とは

脳には、可塑性という性質があります。

可塑性というのは、ボールのようにちょっと押してもすぐに

元に戻るような性質(弾性と言います)の反対で、

一度変化が加えられたら元に戻らない性質のことです。

つまり、何らかの電気信号が脳に流れる(考えたり運動したりする)と、

その時に回路が書き換えられます。

傷が付けられるとイメージしてもよいと思います。

つまり、脳は常に変化し続けているということになります。

 

その変化は、1回だけではあまり大したことはないですが、

繰り返し行っていくと、どんどんその回路は太くなっていきます。

 

学習のしくみ

何か新しいことを学習する場合を思い浮かべてください。

例えば子供が自転車の乗り方を練習する場合。

いろいろトライして失敗を経験することで、脳に回路が刻まれるのですが、

それは駄目なやり方だ、ということで一つ一つ潰していく作業になります。

そして、失敗したパターンを消去していって、

たまたま少しだけうまく行ったパターンを、

もう一度再現しようとトライしながら少しずつ成功例を増やすことで、

その回路がどんどん太くなっていき、やがて自然に乗れるようになるのです。

 

そして、乗れるようになってしまうと、すでにかなり太い回路が出来上がっていますので、

二度と乗れなかった状態には戻れない、というのは経験的にも分かるかと思います。

アンラーニングと言いまして、過去に学習した悪い癖などを消すようなこともありますが、

大変な労力がいるそうです。

 

大人になると新たな刺激が減少

脳が固定化する弊害

子供の頃は、ほとんどのことが新しいものになりますので、

自然と学習の機会があり、脳には新しい回路が形成されています。

 

一方、大人になると、そのような機会が減ってしまいます。

既存の回路ばかりが利用され、使われない回路はだんだんと細くなってしまいますので

例えば、人の名前がなかなか思い出せなかったりといった物忘れが発生します。

また、考え方も保守的になり、周囲や若い世代との対立なんかも増えてしまします。

 

しかし、最初に書いたとおり、脳は新たな刺激でどんどん書き換えられます。

細胞は増えませんが、年をとってからでも、新しい回路が形成されるのです。

 

シナプソロジー

シナプソロジーは、さまざまな刺激を与え続けながら動くことを通して、

脳を活性化させることを目的としたプログラムです。

なかなかうまくできないことが脳にはとてもいいのです。

注意機能や判断力などの認知機能を高めます。

集中力も高まります。

笑いやコミュニケーションによる心理的な効果もあります。

運動と言っても激しいものではないので、老若男女すべての人に参加いただけます。

レッスン自体がとても楽しく、自然と笑いが発生します!

 

 

シナプソロジーを体験してみませんか?

終わったあとは頭がスッキリ。

脳が活性化しているのが、みなさんの表情からも分かります。

お気軽にお問い合わせください。

(今のところレッスンは札幌圏のみです)

 

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