子供の体力低下

子供の体力低下で売れ筋商品に異変?

先日、あるラジオで聞いたのですが、最近の鉛筆の売れ筋は2Bなどの柔らかい芯のものが主流になっているとのことです。

昔はHBが一番の売れ筋だったのに、この数年で大きく様変わりしたようです。

その理由は分かりますか?

 

大手鉛筆メーカーは、「最近の子供は握力が低下していて、固い芯だとうまく字がかけないためではないか」とのこと。

では、なぜ最近握力が低下しているのか?

これについては、近年ユニバーサルデザインが普及して、例えばドアの取っ手や水道の蛇口を「ひねる」という動作がなくなるなど、力を使わなくても過ごせるようになったからではないかと考察していました。

最新の体力テスト結果でも、今の児童は、1980年代の子供に比べてあらゆる項目で数値が悪くなっていると伝えておりました。

 

ラジオで、この話だけを聞くと、今も年々子供の体力が低下しているように想像してしまうのですが、よくよく調べてみると以下の様な推移になっていました。

文部科学省体力テストの推移

見ると分かるように、1980年台半ばから90年代にかけて一気に低下した期間がありますが、その後は横ばいに見えます。

これは、明らかにファミコンの普及と一致していると思うのですが。

 

ユニバーサルデザインの普及で握力が低下したというのは、もしかしたら本当かもしれませんが、1980年代と最新のデータを比較して、今の方が全てで下回っているからという説明は飛躍ですね。

度々書いているように、メディアというのはこういう言い方でいかにも自分の説明が正しいように納得させてしまえるわけです。

ただ、学会発表などの学術的な分野では、真っ先に突っ込まれますが。

 

今回はそのことが言いたいのではなく、実際問題として、子供になるべく負担をかけないような商品が人気であることは確かのようです。

ランドセルは年々軽くなっていて、軽さで売れ筋が決まるらしいです。

 

大人の感覚で、軽いほうがいいだろうと思って楽をさせても、結局将来苦労するのは子供だと思うのですが。

(まあ、ランドセルが多少重いからといって体力がつくとも思えませんけれどね。)

外で遊ぶ機会が減っていることが大きいのだろうと思います。

今は小学校は、授業が終わったらすぐに家に帰らなければいけなくて、 放課後校庭で遊んでいる姿は全然見ませんね。

私の小学校の頃は、おかえり放送(なぜか「恋はみずいろ」の曲)がかかるまで、校庭でサッカーや鬼ごっこをしていましたが。

 

管理人YOU

 

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