料理はサイエンス。ロジカルクッキングのすすめ。

料理はサイエンス
料理は、長年の経験と勘で上達するものだと思いますか?
また、料理って、作り手のセンスが大事だと思いますか?
最終的にそれもあると思いますが、実は9割はサイエンスじゃないかと思うのです。
実際、目に見える材料を使って、切ったり卸したりしたものを(物理)、煮たり焼いたりする混ぜたりして変化を起こすもの(化学)と捉えることができます。
つまり、料理というのは食材の化学的変化なので、材料に応じた最適解というのがあるんですね。
その化学変化を適切にもたらすための切り方(物理)も大事です。
実際、感覚的な話ではなく、ちゃんと科学的に裏付けられた、こうすれば美味しくなるというセオリーがあるものです。
料理のレシピ本を出版している人は、理論に基づくものなのか、経験的に得たものなのか分かりませんが、最適解を具体的な作業に落とし込んだものをレシピとして公開しています。
例えば、ハンバーグを作る時は、ひき肉を何グラム、玉ねぎを何グラム、塩を何グラム、・・・と言った具合に。
しかし、レシピで覚えていると、全く応用が利かないんじゃないかと思います。
あらゆる料理の分量や調理時間なんて覚えられないので、毎回レシピを見るか、慣れてきたら感覚で、となるんでしょうか?
しかし、塩分が何%の時に人間は最も美味しく感じるか、という上位の概念を理解していれば、あらゆるものに応用することができます。
(濃度の計算はできないとダメですよ。)
ちなみにこちらの本、すべて理論的に計算して導いた料理法とその理由を示しています。
普通のレシピ本よりも上位の概念になりますので、こちらをマスターしてしまえば、あらゆる料理に応用が利くようになるというわけです。
切り方一つで、もっと言うと、包丁の手入れ次第で 全然味が変わるとのこと。
包丁は素人が研いでは絶対ダメです。確実にまずくなります。
そして、 エッセンスを知りたい人は、まずはこちらがおすすめ。
電子書籍100円です。